るまるにっき

Daily record 2018

地に足をつく

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自然とともに働いたりしていると、日増しに体調の変化に気がつく

一番は気持ちの変化 以前よりも前向きになれるときが増えたような気がするし、運動も進んでやりたいと思うようになった。お天気商売は、人間には抗えない色んな摂理や現象に対して、無闇に反発しても痛いめを見るだけなので、大概のことを寛大に思えるようにならなければならないと感じた。前向きに生きていかねば、農業はやっていけないんだ。

しかし気持ちは前を向いていても体がついていかなければ辛い。 若い頃と違って寝たら大丈夫とはなかなかいかないのが現実で、日々腰の痛みや足の痺れ、肩こりの頭痛や憂鬱との戦いでもある。 けれども、悠然と、どっしりと、大地はそこに在り、またそこに力強く根を張る植物たちは、なんて屈強なんだろう。人間のひ弱さを知る。

けれども同時に生きているを実感する。人という生き物であることを目の当たりにして、かけ離れていた自分の中のふわふわしていた思いが、地面にゆっくりと片足ずつ降りて行く感じで。

今、私は、周りの存在にとって、様々な利や害を産んでいることは間違いない、生きている限り。それは蜂にも、アリにも、目に見えない菌にも同じことが言える。私もそしてそれらと同じ。

農作業をして、いざ街中に戻ると痛感する。人の目線や、心の狭さと、視野の狭さに。

私が離れていっているのか。それとも私は戻っているのか。本来の姿というものに。

それを悩むのはナンセンスなのかもしれないけれど。

それぞれにとって、快適な住まいはあるはずなのだから。

私にも、見つかるといい、作って行けるといい、生きるべき場所を