るまるにっき

Daily record 2018

ひとり立ち尽くす空の下

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外で、工事をしている音が聞こえる。何かを崩したり、しているような音が。最近、そのちかくを通りかかると、その音の現場と思われる場所は何もないただの砂利が敷き詰められた更地になっており、妙に風通しの良い場所にみえた。実際には、そこに何が建っていたのかは全く覚えていないのだけれど。そんな、どこかの出来事を細やかに思いながら生きている

今日も曇りで気持ちが悪いそんな朝、トーストと、目玉焼きと、トマト、コーヒー、昨日の味噌汁。ざっくばらんに並べた朝のメニューは相変わらず、まとまりのない、塩分過多な内容である。黙々と食べるわたしと、結婚式の費用を懸命に考える彼。私はただ、ただ、トーストをちぎっては口に運んだ。彼の負担を考えながら

 布団に入ってしまったら、通院できなかった。あそこはわたしを回復させてくれる所ではあまりない。かかってくる電話も面倒だ。なによりも、外に出たくない。周りの世界は刺激が多い。一人で出られないなら、誰かと。誰かとなら、外を歩ける、今はまだ、まだかもしれないけれど、いつか一人で恐れることなく、青空の下に立ち尽くしてみたい